皆さんこんにちは!CHIBA-LABOライターの玉井 嘉です。
もう9月と思うと本当に1年があっという間に感じますね。

さて、会員インタビュー第5回目は、株式会社東方システムズの永井康二さんにお話を伺いました。永井さんは大学ご卒業後、長期にわたりパッケージソフトの開発や保守業務に携わってこられましたが、自由な生き方を求め2年前にご自身の会社を設立。設立当初よりCHIBA-LABOをご活用いただいております。お休みの日はお好きなゴルフをされるそうで、私から見てもオンオフの切り替えが素敵な働き方をされているように思います。

30年以上前となりますが、学生の頃からチャットでオンライン上のやり取りをされており、ご自身の事を「あの時代のZ世代」と仰る永井さん。お仕事に関してはリアリストな一面が見えたインタビューとなりました。


①事業について

長島)ではまず自己紹介と、お仕事について教えてください。
永井)永井康二です。会社(株式会社東方システムズ)を作ったのは2021年10月で、CHIBA-LABOに入居したのは翌月の11月でしたね。仕事としては、コンピュータのソフトウェアの種類の中に、パッケージソフトという市販で販売されているソフトウェアがあるんだけど、その使い方をお教えしています。

パッケージソフトとは、ExcelやWordのような市販されているソフトウェアのことで、永井さんはそのパッケージソフトの中でも、モノづくりの製造工程を管理する仕組み“MCFrame”の使い方を教えておられます。永井さん曰く、「例えば紙コップを作る時に、紙をどれくらい使うのか、いつどれくらい仕入れたらいいのか、買った後どうしたらいいのか…そういった仕組み全部を管理するソフトウェアの使い方を教えている」とのこと。

永井)製造業の人ってモノを作る人だから、当然モノをつくるには売値など決めないといけなくて、どうしたらコスト削減できるかなど情報がないと分からないわけです。それを管理するのにパッケージソフトを使うんだけど、データベースを管理するサーバーにどうやってアクセスするのかとか、全部誰かが設定して初めて動くし、それを動かすのも大変なんです。
長島)それを動かすのが永井さんの事業ということですか?
永井)事業というか…簡単に言うと使い方を教えている感じですね。

長島)それをお仕事にしようと思った理由は…もともとそういった会社で働いておられたんですか?
永井)製造業ではないけど、もともとはパッケージソフトを開発する側として仕事をしていました。でも開発する側はすごく大変なので、独立してユーザー側のサポートに回るようになりました。

長島)トータルで何年ぐらいそのお仕事に携わっているんでしょうか?
永井)会社自体は2年目だけど、携わっているのは大学卒業してから30年くらいかな…

長島)個人的には関わりのない分野なので難しそうなイメージがありますが、システム故障とかで残業になることなどはありますか?
永井)逆にバックアップをどうしたらいいか、といったシステム故障しないためにどうしたらいいかを仕事にしていますね。

②CHIBA-LABOのこと

長島)CHIBA-LABOにご入居されてから同業者とお会いしたことはあるんですか?
永井)CHIBA-LABOの中ではまだないかな、分野は違えど同じ教える側なので、神谷さんとはよくお話しします。

(※初回の会員様インタビューにご協力くださった神谷さんのお話はこちらからどうぞ!

長島)神谷さんはじめ長年CHIBA-LABOにおられる方とご親睦は?
永井)ときどき立ち話する程度だけどありますね。

長島)今後交流会とかあれば参加されたいですか?
永井)交流会はできるだけ参加したいですね。だから初回(8月10日)の交流会もいたでしょ(笑)
長島)今後交流会などを通して同業者と会いたいと思われますか?
永井)ん~同業者もそんなにいないからね。今はコロナのおかげでリモートでも仕事の話ができるようになりましたけど。今は遠方の、会ったことのない人と仕事したりしていますね。
長島)あそこ(いつも永井さんが使われているお席)のモニターを使われているのはそういうことなんですね!そうすると、あんまり同業の方には直接は会えないんですか?
永井)うん、営業もしてないし、営業しなくても業務委託で仕事の依頼が来るんですよね。

長島)話は変わりますが4月から幕張PLAYがCHIBA-LABOの運営会社になっていかがですか?
永井)本棚が増えたりフェイクグリーンが増えたりしてちょっと派手にはなったけど、変わりなくお仕事させていただいています。変わったことといえば若い人が増えたくらいかな…?
長島)僕たちみたいな。(笑) それについてはどう思いますか?
永井)いやぁ、いいんじゃない?だって世の中若い人が動かないと成り立たないでしょ。
長島)普通なら新卒採用で一生会社員として働く若者が多い中で、約60社のCHIBA-LABOにご入居いただいている会社の社長さんたちと、22歳の僕がこうやって関わらせていただいているのはありがたいことですよね。
永井)まぁでも社長って言ったって、ここに来る方の多くは会社を立ち上げたばかりの方が多いでしょ?そういう人は(就職した)会社の中で探せばいいじゃん。(笑)
長島)それはそうですけど、普通に会社にいても起業したい人ってあまりいないので、そういう人が集まってくる場でいろんな方とお話しできるってなかなかないですよ。
永井)まぁ起業する人に普通の感覚はないからね。

長島)ちなみに永井さんはどうして起業しようと思ったんですか?
永井)まぁあんまり前向きな感じではないけど、前の会社がちょっと…前の会社でもそこそこの役職についていましたけど、部下の面倒を見るのがしんどくて…
長島)人間関係ですか?
永井)人間関係ではないです、前の会社の人とは今でもうまくやっているし。自由がなくて半分引退したという感じですね。余暇にやる趣味みたいな感じではなく、生活のためではありますが、今までに積み上げた経験を活かして独立しましたね。
長島)独立してからのびのびやられてますか?
永井)めっちゃのびのびやってる。(笑)  業務委託だからあんまり休みは取れないですけどね。
長島)独立はされているにせよ、事業の体制としてはどこかの会社に所属してるみたいな感じなんですね!
永井)そうそう、それが1社じゃなくて数社受けてるから…
長島)あぁ、それでお盆前大変だったんですね!(CHIBA-LABOが閉館する)21時になっても残ってらっしゃいましたもんね。(笑)
永井)そうそう、あれはちょっと大変だった。(笑)

③今後について

長島)今後事業としてはどんなビジョンを?
永井)まぁ今の感じを続けるとは思います。そんなに積極的に仕事を続けるつもりはないんですが、あんまり断り続けると仕事が来なくなるからどうしてもビジネスをやるには仕事を受けないといけないし…
長島)いい塩梅で断らないと…?
永井)断るんじゃなくて、「こうだったら受けれますよ~」という感じで条件を提示してやる感じですね。モノづくりとか資料作成ってものすごく大変じゃないですか。だからこちらの負担をできるだけ軽くした条件も提示するんだけど、それでも「お願いします」って言ってくださる会社さんがいると、そういう仕事でも事前に準備が必要で、仕事せざるを得ない時もあります。

長島)CHIBA-LABOに今後求めることと、今後の会社の展望を教えてください。
永井)これはあんまり期待通りのことは言えなくて、従業員を雇うつもりもないし、会社は一代限りのつもりでやっているから、人(永井さんご自身)が資産だし僕がいなくなりゃ会社はなくなりますよね。
長島)どなたかに事業継承する、といったことは考えていらっしゃらないんですか?
永井)そんなことする必要ないよ。いつでも新しく会社作れちゃうから、作りたきゃ作ればいいじゃないですか。誰かに属したくなければ自分で会社作ればよくて僕の下である必要はないから、一緒にやりたきゃやればいいけど会社作りなって言うかな。
長島)じゃあ例えば永井さんが病気になったりもしものことがあった時は、会社はたたむんですか?この世に残しておきたいといったお気持ちは?
永井)それはたたむね、生活のためだから。最初にも言ったけどあんまり前向きに会社作ったわけじゃないから、そこは夢がなくてリアリストなんですよね。でも自由にさせてもらっているし、それはそれでありでしょ。

長島)ちなみにCHIBA-LABOに対して今後変えてほしいことなどはありますか?
永井)んー、(いつも永井さんが使われている)商談室に屋根がほしいかな。でも天井ふさいだら空調どうするって話になるし、もともとここはそういうスペースじゃなかったはずだから仕方ないですよね。
長島)今CHIBA-LABO会員様からコーヒーマシーンを設置してほしいという声が上がっているんですが、設置するとしてどうやって資金を集めるか検討中で…
永井)コーヒーマシーンあったらいいよね。ネスカフェのコーヒーマシーンとかどうなの?コストコで2,3万円くらいで売ってたよ。
長島)本当ですか!検討します。他に何かあったらいいものはありますか?
永井)下までわざわざ買いに行くの面倒だから、自販機はほしいかな。前の会社さんで、冷蔵庫の中に商品が置いてあって、PayPayとか電子決済で支払いできるのがあって、それが便利だったんです。

④最後に…

長島)最後にこのインタビュー記事を見てくださる方にお伝えしたいことがありましたらお伺いします。
永井)これから起業をするのであれば、いきなり起業するのもありなんだけど、やっぱり誰かとつながってないと起業って難しいんですよね。特に、アイデアがあっても起業はできなくて誰かの助けが必要で。いまの自分は営業はしていないけど、その前に「永井」という人、自分を売って営業をしていた時期がありました。その地盤がないと起業はできないし、人の繋がりをつくって助けてくれる基盤を造らないとなかなか難しい。でも起業する方が自由ではあるので、起業したいのであれば人の繋がりの大切さはお伝えしておきたいですね。


いかがでしたでしょうか?インタビュー後、永井さんに恒例のシェアブックのお願いをしましたが、「あの時代のZ世代」と仰る通り書籍はすべて電子書籍でお持ちなんだそうです。ゴルフ雑誌持ってきたいんだけど電子なんだよね…とのことでした。(笑)

最後にいただいた起業する方へ向けてのメッセージは、ちょうど個人事業主として一歩を踏み出した私にとっても心に染み渡るお言葉でした。ここCHIBA-LABOで、素敵な会員の皆様と共に、私も頑張りたいと思います。
永井さん、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

過去のインタビュー記事はこちらからご確認いただけますので、ぜひCHIBA-LABO会員さんの魅力を覗きに来てくださいね!
(ライター 玉井 嘉)