こんにちは!
CHIBA-LABOライターの玉井嘉です。

7/12(水)に第6回の女性起業相談カフェを開催いたしました。

私もついに4回目の参加です…月日が経つのは本当に早いですね。
そして、1回目の参加だった5月17日(水)の時点では、1カ月後CHIBA-LABOでライティングをしている未来が待ち受けているとは想像してもいませんでした。人生本当に何があるかわからないですね…!

前置きはこの辺で、本題に入りたいと思います。

今回の女性起業相談カフェには2名の方が来てくださり、「自分のやりたい事がビジネスになる自信がなくて一歩踏み出すことができない」というテーマがメインとなったように思います。ビジネスモデルが確立されるまでの過程で、生産性や時給度外視の状態が長く続くと心がくじけそうになるのは何度か経験された方も多いのではないかと思います。
今回はそんな状態を抜け出すには…そして、自分のやりたいことをビジネスモデルにするにはどうしたらいいのか?という部分を深堀りできたように思いました。

今回参加してくださったのは、加賀てまりをご自身の手でひとつひとつ作られ、いずれは女性の働きやすい職場と、精神疾患経歴があっても働き続けることのできる職場を作りたい、という思いを持ってご自身の活動を展開されている山田さんと、旦那さんのお仕事の都合でイギリスで生活されたご経験があり、日本がもっとドッグフレンドリーな場所になってほしい、という思いを持って来てくださった山手さん。

山田さんはすでに「てるたまり」さんとしてプラッツ習志野で今年5月からワークショップを開催されているほか、7月からはヒトコマ雑貨市で商品を販売されています。今後の発展のさせ方に悩んでいるとおっしゃっていましたが、「なぜ加賀てまりをやろうと思ったのか?」というお話が本当に素敵でした。いろいろお話をしている中でさまざまな手段が見つかりましたが、やはりモノを売るだけでなく背景のストーリーが本当に素敵なので、ぜひご自身のストーリーとセットで今後事業を展開していってほしいなと思いました。(同じ北陸出身者として個人的にも泣きそうになってしまうくらい素敵なストーリーでした!)
山田さんはリタイアを目前にして、体力が限界を迎える前にやりたいことをやりたい…!と一念発起して今に至るそうですが、その行動力が本当に素晴らしいと思いました。

山手さんはイギリスで生活されていた時にご経験された「パブに犬を連れていくとみんなが可愛がってくれる」というような状況が日本にはなく、愛犬を旅先に連れていけないために、お出かけをしたくても行き先が限られてしまう日本の現状を変えたいということで来てくださいました。山田さんも愛犬がいらっしゃるということで話が盛り上がっていましたが、やはり海外の「ドッグフレンドリーなカルチャー」が日本に住んでいると想像できないため、まずは知ってもらえるといいよね、という話になりました。

私自身もワンちゃん大好きですが、愛犬がいらっしゃる方にしかわからないこともたくさんあることを今日初めて知り、そういった現状をより多くの人に知ってもらうことがやはり大事だなと思いました。

そういった中で、山田さんは「ご自身がやりたいこと・やってきたことを恥ずかしくて友達に言えない」という話をしてくださいました。「夢ばかりみて恥ずかしい」という意識はIT業界で働いていた山手さんにとってはむしろ新鮮だったそうです。私自身もそうでしたが、やはり一つの環境にのみ身を置くのではなく、外部のイベント等をうまく活用しながらさまざまな働き方をしている人を知ることで、自分の働き方・進むキャリアの解像度がどんどん上がるように思います。

そして、自分のやることがビジネスにならない可能性もあることを念頭に置いたうえで、どう見切りをつけるべきか?という話になりましたが、自分のビジョンが明確にあるのであれば、関わりのあるコミュニティの中で自分自身のストーリーと一緒に、ビジョンの意思表示をすることで自ずと賛同してくれる人が増える、という話になりました。CHIBA-LABOにお邪魔した5月以降、どうしたらビジネスモデルになるか模索しながら事業されている方と多くお話しさせていただいているため、とても難しい話題でしたが、やはり自分の想いやストーリ―をアウトプットし、さまざまなご意見をいただくことで自ずとビジネスモデルが確立されていくようにも思うため、行動力は本当に大事だなと感じました。

まとまった収益を得てビジネスとして確立するまでの道のりは一見すると遠回りに見え、先が長く感じますが、まずは活動を一人でも多くの方に知っていただくことが自然と個人の活動をビジネス化できる一番の近道なのかなと思います。

次回の女性起業相談カフェは8/3(木)10時から開催予定です。
※8月より土曜開催ではなく木曜開催に変更になっていますのでご注意ください!
10月までスケジュール出ていますので、ご興味のある方はぜひお待ちしております!
興味はあるけれど参加するのはハードルが高い…という方は、ぜひ活動レポートも読んでみてご検討いただければ嬉しいです!
(ライター 玉井嘉)